検索KW|ナンバープレート・書類 なし バイク 廃車
参考サジェスト
バイク 廃車手続き ナンバープレート 紛失
原付 廃車手続き 標識交付証明書 紛失
原付 廃車証明書がない場合
参考記事
関東運輸局
https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_gian/touroku/motor_regist_haisha.htm
書類やナンバーが無い場合のバイクの廃車手続き方法
https://819shobun-kanto.com/%E6%9B%B8%E9%A1%9E%E3%82%84%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%8C%E7%84%A1%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%BB%83%E8%BB%8A%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D/
バイクのナンバープレートを紛失して無い場合、廃車はできる?
https://819shobun-chugoku.com/bike-namberplate-funshitsu/
証明書がない原付の廃車手続き方法は?
https://www.hanamaru870.net/column/mopeds-without-a-scrapping-certificate/
ナンバー・書類なしバイクの廃車手続き方法
https://bike-bancho.com/scrapped-bike-without-documents/
【徹底解説】ナンバーや書類なしのバイクを登録する!書類起こしは自分でできる?
https://bikeman.jp/blogs/bikeparts/motobike53?srsltid=AfmBOooMNSySH_61WW5QxW_uRnkm7DcKr6DOMvnNfIWeHeCfmZDWw9pV#ruffruff-table-of-contents-item-12
バイクの廃車手続き注意点
https://www.hanamaru870.net/column/motorcycle-scrapping-procedure/#%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E5%BB%83%E8%BB%8A%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%B3%A8%E6%84%8F%E7%82%B9
バイクの廃車証明書を紛失してしまった。再発行は可能ですか?
https://819shobun-chugoku.com/bike-haisha-syoumeisyo-saihakkou/
ナンバープレートや書類のないバイクを廃車にする場合、手続きの進め方が分からない方もいるのではないでしょうか。必要書類のないバイクを廃車にするには、排気量ごとに方法が異なるため、正しい手順を理解しておくことが重要です。
本記事では、ナンバープレートや書類のないバイクの廃車方法を解説します。廃車後の処分方法や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもバイクの廃車とは?

バイクを廃車にするには、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類あり、目的に応じて手続きをします。いずれも、ナンバープレートを返納して、公道でバイクの使用ができなくなる点が共通です。
種類 | 目的 | 廃車の理由(例) |
---|---|---|
永久抹消登録 | 二度と登録をしない場合 | ・修理が困難な事故にあう・解体処分をおこなう |
一時抹消登録 | 再度登録をしたい場合 | ・バイクの譲渡や売却・長期保管で使用しない |
永久抹消登録は、一度廃車にすると二度と公道でバイクの使用ができません。手続きは、主に業者が解体処分時におこないます。また、一時抹消登録は、一時的に登録を外したい場合におこないます。譲渡や売却時に自身で手続きをおこなうことが多いです。
【参考】
抹消登録|国土交通省
バイクの廃車手続きを自分でするには?処分方法や注意点も紹介
ナンバープレート・書類なしでもバイクの廃車は可能

ナンバープレートや書類が揃わなくてもバイクの廃車は可能です。それぞれに必要な手続きや届出があり、手順を理解しておくとスムーズに廃車をおこなえます。
バイクの廃車手続きに持参するものは、以下の通りです。
- 印鑑
- 本人確認書類
- ナンバープレート
- 書類(標識交付証明書・軽自動車届済証・自動車検査証)
上記のうち、ナンバープレートがない場合は、警察で発行してもらう紛失届の受理番号が必要です。また、書類(標識交付証明書・軽自動車届済証・自動車検査証)がない場合は、窓口に紛失の旨を伝えて理由書の提出が必要になります。
ただし、バイクにローン残債が残っていると、基本的に車両の所有者はカード会社やディーラーであるため勝手に廃車が出来ません。廃車をするには、事前にローンを完済しておくか、ローン完済のため売却をする目的で所有権を解除してもらう方法があります。
【参考】
Q8.ナンバープレートを紛失しましたが、どうすればよいですか?|国土交通省
Q3.車検証を紛失しましたが、手続きはどうすればよいですか?|国土交通省
ナンバープレートが無いバイクの廃車方法

ナンバープレートがないバイクを廃車にする場合、以下の排気量ごとに手続き方法が異なります。
- 排気量125cc以下の原付
- 排気量125cc〜250cc以下の中型バイク(軽二輪)
- 排気量250cc以上の大型バイク(小型二輪)
具体的に確認しましょう。
排気量125cc以下の原付
原付バイクのナンバープレートがない場合は、紛失届の受理番号を取得する必要があります。事前に最寄りの警察署へ行き、届出をおこないましょう。
警察署でナンバープレートの紛失届が完了すると、紛失届の受理番号を受け取れます。以下の必要書類を揃えたら、お住まいの市区町村役場の受付にて申請書類をもらい、受理番号の欄に記入しましょう。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 書類(標識交付証明書・軽自動車届済証・自動車検査証)
- 紛失届の受理番号
また、排気量125cc以下の廃車申請書類は、市区町村によってフォーマットが異なるので、不明点があれば受付に確認してください。
排気量125cc〜250cc以下の中型バイク(軽二輪)
排気量125cc〜250cc以下の軽二輪の廃車手続きは、運輸支局でおこないます。ナンバープレートがない場合、廃車手続きの際に理由書と受理番号が必要です。
理由書の記入には警察署で発行される受理番号が必要なので、事前に取得しておくとスムーズです。受理番号・車体番号・盗難や紛失の経緯・届出の警察署名等を書き込んだら、必要書類を持参して管轄の運輸支局の受付で手続きします。
また、ナンバープレートを紛失したままにすると、犯罪等で使用される恐れがあります。最悪の場合は所有者に責任が問われる場合があるため、紛失に気づいたら早急に警察署で手続きをしましょう。
理由書【盗難の場合】はこちら
理由書【遺失・紛失の場合】はこちら
排気量250cc以上の大型バイク(小型二輪)
排気量250cc以上の小型二輪の廃車手続きは、運輸支局でおこないます。ナンバープレートがない場合、軽二輪同様に廃車の際に理由書と受理番号が必要です。
まず、警察署で紛失届を提出し、受理番号を受け取ります。理由書には、受理番号・車体番号・盗難や紛失の経緯・届出の警察署等を記入しましょう。必要書類を揃えたら管轄の運輸支局の受付で手続きします。
理由書【盗難の場合】はこちら
理由書【遺失・紛失の場合】はこちら
書類(車検証)が無いバイクの廃車方法

書類(車検証)がないバイクを廃車にする場合、以下の排気量ごとに手続き方法が異なります。
- 排気量125cc以下の原付
- 排気量125cc〜250cc以下の中型バイク(軽二輪)
- 排気量250cc以上の大型バイク(小型二輪)
具体的に確認しましょう。
排気量125cc以下の原付
排気量125cc以下の原付バイクは、管轄の市区町村役場で廃車の手続きをおこないます。ナンバープレートの地名から管轄の自治体を確認しましょう。
原付バイクの廃車に必要な書類は、標識交付証明書です。書類を無くした場合は、受付で紛失の旨を伝えて、必要事項を記入すれば廃車が完了します。手続きの際は、以下の4点を把握しておくとスムーズです。
- 所有者の住所
- 所有者の氏名
- 所有者の生年月日
- 所有者の連絡先
また、市区町村役場の他にも支所や出張所から廃車手続きが可能です。近所に支所や出張所があるかを調べる際は、お住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
排気量125cc〜250cc以下の中型バイク(軽二輪)
排気量125cc〜250cc以下の軽二輪を廃車にする場合は、運輸支局で手続きをおこないます。ナンバープレートに記載されている地名から管轄の支局を確認しましょう。
軽二輪の書類は、軽自動車届出済証です。紛失した場合は、理由書を記入しておき運輸支局まで持参しましょう。運輸支局の受付にて廃車と書類紛失の旨を告げると、必要書類を渡されるので記入したら廃車が完了します。
手続き上、紛失した書類を再発行して廃車という形をとるため記入用紙が1枚増えますが、特別な手続きや届出はありません。
理由書【盗難の場合】はこちら
理由書【遺失・紛失の場合】はこちら
排気量250cc以上の大型バイク(小型二輪)
排気量250cc以上の小型二輪を廃車にする場合は、運輸支局で手続きをおこないます。軽二輪と同様にナンバープレートに記載されている地名から管轄の支局を確認しましょう。
小型二輪の書類は、自動車検査証です。書類紛失の経緯を理由書に記入したら、運輸支局の受付にて廃車と書類紛失の旨を伝えましょう。必要書類を渡されるので、記入したらバイクの廃車が完了します。
理由書【盗難の場合】はこちら
理由書【遺失・紛失の場合】はこちら
ナンバープレート・書類の両方がないバイクの廃車方法

ナンバープレート・書類の両方がないバイクを廃車するには、自賠責保険証明書を確認しましょう。手続きに必要な情報が記載されており、万が一の際に役立ちます。
廃車手続きでは、車検証等の書類をもとに必要事項を確認します。しかし、書類がなくナンバープレートもなくては、何も確認ができず手続きができません。
自賠責保険証明書があれば、ナンバープレートや車体番号の情報が記載されており、廃車手続きが可能です。もし、自賠責保険証明書もない状況であれば、車両に刻印されている車体番号やエンジン部の型式を確認すると必要書類に記入できます。
廃車したバイクの処分方法

バイクを手放す際の処分方法は、売却と廃棄に分けられます。サービス内容や費用は業者によって異なるため、自身の希望に見合うか理解しておくことが重要です。
処分方法 | 売却/廃棄 | 内容 | 有料/無料 |
---|---|---|---|
自動車リサイクル促進センター | 廃棄 | 指定取引場所へ持ち込む | 無料(直接持ち込み) |
廃棄二輪取扱店 | 廃棄 | 回収・廃棄まで依頼できる | 有料 |
バイク処分専門業者 | 廃棄 | 回収・廃棄まで依頼できる | 無料 |
不用品回収業者 | 廃棄 | 付属品まで廃棄可能 | 有料 |
バイク買取業者 | 売却 | 廃車まで代行してもらえる | 運搬費が有料(売却額は相場による) |
オークションサイト | 売却 | 手続きはすべて自身でおこなう | 運搬費・手数料(売却額は相場による) |
バイク本体以外にも、タイヤやバッテリーの処分が必要になる場合もあり、基本的に自治体のゴミには出せません。処分に困る場合は、不用品回収業者やガソリンスタンドで無料または少額で引き取ってもらえる場合があるので、事前に確認してみましょう。
バイクを廃車にする際の注意点

バイクを廃車にする際の注意点は、以下が挙げられます。
- 処分しても廃車にならない
- 廃車は3月末までに完了する
- 印鑑を忘れたら売店を確認する
- 廃車証明書は大切に保管する
具体的に確認しましょう。
処分しても廃車にならない
バイクを売却・廃棄しても法的には廃車になりません。廃車とは、役場や運輸支局で手続きやナンバープレートの返納などを完了させる必要があります。
例えば、愛車が盗難にあい警察に盗難届を提出した場合、そのままにしているとバイク本体が手元になくても税金は発生します。また、友人にバイクを譲渡して処分した場合でも、廃車手続きをしなければ課税対象です。
バイクの処分を自身でおこなうと、案外廃車の手続きをしていないケースがみられます。納付書が届いてから後悔することがないように、必要な手続きが抜けていないかを事前に確認しておきましょう。
廃車は3月末までに完了する
バイクを保有したまま新年度になると、軽自動車税の納税義務が発生します。廃車を検討する場合は、3月31日までに役場や運輸支局で手続きを完了しておきましょう。
毎年5月頃に請求される軽自動車税は、4月1日時点で保有するバイクが対象になります。期日までに日数があっても、必要書類が揃っていないと廃車に思わぬ時間がかかるため、余裕を持って手続きを完了しておくと安心です。
また、仕事が忙しくて廃車手続きができない場合、代理人に委任する方法があります。委任状が必要なバイクは、125cc以下の原付もしくは251cc以上の小型二輪です。126cc〜250cc以下の軽二輪は、委任状がなくても代理人に手続きしてもらえます。
印鑑等を忘れたら売店を確認する
必要書類を揃えて窓口に行っても、つい印鑑を忘れてしまったという場合もあるでしょう。市区町村役場や運輸支局には売店があり、印鑑を販売していることが多いです。
廃車手続きに使用する印鑑は、ゴム版やシャチハタは使用できません。一方で、役場や運輸支局の売店で販売している印鑑は、基本的に手続きで使用できるタイプなので、印鑑を忘れたり使用できないタイプのものを持参した場合に頼りになります。
ただし、全ての役場・陸運支局で印鑑を販売しているわけではありません。手続きをおこなう時間によっては、営業時間外の場合もあることを理解しておきましょう。
廃車証明書を紛失したら再発行できない場合がある
バイクを廃車にすると、廃車証明書が発行されます。車両の再登録や保険の解約に必要な書類なので紛失しないように大切に保管しましょう。
廃車証明書が必要になる場面は、以下の通りです。
- 自賠責保険の解約
- 任意保険の解約
- 一時抹消登録したバイクの再登録
廃車証明書を紛失した場合は、廃車から5年以内に再発行をおこなう必要があります。期間を過ぎた場合は、登録情報が破棄されてしまい、再発行ができなくなることを理解しておきましょう。
また、自身で必要書類の再発行が困難な場合は、行政書士など業者に代行をしてもらえます。金額は数千円〜数万円と依頼先や状況によって違いがあるため、事前に相見積もりをとってから依頼しましょう。
まとめ

今回は、ナンバープレートや書類のないバイクの廃車方法を解説しました。結論として、ナンバープレートや書類を紛失しても廃車は可能です。
ナンバープレートをなくした場合は、まず警察署で紛失届の受理番号を取得して、理由書とともに市区町村役場や運輸支局の受付に持参し手続きをおこないます。
書類(標識交付証明書・軽自動車届済証・自動車検査証)を紛失した場合は、理由書に必要事項を記入し、市区町村役場や運輸支局の受付に持参し手続きをおこないます。
また、ナンバープレートや書類の両方を紛失した場合は、自賠責保険証明書に記載している情報をもとに手続きをおこないましょう。
ぜひ、本記事を参考にして、バイクの廃車手続きを進めてみてください。