【最新版】バイク保険の見積もり方法と保険料相場|安くするコツも解説!

「バイク保険の見積もりって、どこでどう取ればいいの?」

そんな疑問を持つ方に向けて、バイク保険の見積もり方法や保険料の目安、選び方のコツをわかりやすくまとめました。

また、ネット型と代理店型の違いや保険料を抑えるための工夫、補償内容の見直しポイントも紹介しています。

この記事を参考に、納得できるバイク保険を選んでみてください。

バイク保険の見積もりを取る方法

見積もりを提案される様子

バイク保険を検討する際、まず知っておきたいのが「見積もりの取り方」です。

バイク保険の見積もり方法には、おもに以下の3つがあります。

  1. 保険会社の公式サイトで見積もる
  2. 保険代理店を通じて相談・見積もりする
  3. 一括見積もりサイトを活用する

それぞれの方法について、詳しく解説していきます。

保険会社の公式サイトで見積もる

手軽にバイク保険の見積もりをとりたい方には、保険会社の公式サイトを利用する方法がおすすめです。

ダイレクト型保険を中心に、多くの会社がオンライン見積もりに対応しています。

サイト上の入力フォームに、バイクの排気量や使用目的、年齢などの情報を入力するだけで、おおよその保険料がすぐに表示されます。

保険の基本的な仕組みを理解している方であれば、迷わずスムーズに進められますよ。

保険代理店を通じて相談・見積もりする

バイク保険をきちんと選びたいなら、代理店での見積もりがおすすめです

担当者と直接話しながら、希望や条件に合ったプランを丁寧に提案してもらえます。

補償内容や保険料も書類で確認できるため、疑問があればその場で解決しやすいのも大きなポイントです。

バイク保険は改定で内容が変わることも多いため、専門知識のあるスタッフに相談できると安心です。

代理店での見積もりは、初めて保険を選ぶ方にぴったりの方法といえます。

一括見積もりサイトを活用する

複数の保険会社を効率よく比較したい場合は、一括見積もりサイトの利用がおすすめです

一括見積もりサイトでは、名前やバイクの情報などを入力するだけで、対応する保険会社から保険料の見積もりが届きます。

サイトによっては、補償内容や割引条件も並べて確認できるため、比較検討が簡単にできます。

短時間で保険料の目安を把握したい方や、一括で複数の保険会社を比較したい方にとって、非常に便利な方法です。

バイク保険の選び方

バイクの店舗で話す男性2人

バイク保険を選ぶ際は、3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 保険料の安さで選ぶ
  • 補償内容の違いを比較する
  • ネット申込と代理店申込の違いを知っておく

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

保険料の安さで選ぶ

バイク保険を選ぶうえで、保険料の安さは重要な判断材料のひとつです。

補償内容が同じでも、保険会社ごとに保険料には差があります

  • 補償内容の充実度による保険料差
    同じ項目でも補償額や条件が異なることで、保険料が上下する。
  • 割引制度の有無
    インターネット割引、早期契約割引、無事故割引などの適用条件が会社によって違う。
  • 団体契約の可否
    勤務先などを通じた団体割引が利用できる会社では、保険料が安くなる傾向がある。
  • リスク細分型の採用有無
    年齢や使用目的、走行距離などを細かく反映する会社は、条件によって保険料が大きく変わる。

保険料を抑える方法は一つではないため、複数の選択肢を見比べ、自分に合った契約方法を検討しましょう。

補償内容の違いを比較する

バイク保険を選ぶ際は、補償内容の違いをしっかり比較することが重要です。

保険料の安さだけに注目すると、必要な補償が不足するリスクがあります。

とくに対人・対物賠償は、高額な請求につながる可能性があるため、無制限での加入が基本です。

また、タンデム走行が多い場合は搭乗者保険、高額な車両には車両保険の検討も必要です。

ロードサービスの範囲も保険会社によって異なるため、利用頻度に応じて確認しておくと安心です。

ネット申込と代理店申込の違いを知っておく

バイク保険に加入する際は、ネット通販型と代理店型の違いを把握することが大切です。

それぞれに特徴があり、目的や重視するポイントによって選ぶべき方法が異なります。

ネット通販型の特徴(向いている人)

  • 保険料をできるだけ安く抑えたい
  • 手続きは自分で進められる
  • 基本的な補償内容があれば十分

代理店型の特徴(向いている人)

  • 保険の手続きをプロに任せたい
  • 補償内容や特約を丁寧に相談したい
  • 万一のときも対面で相談できる安心感がほしい

ネット通販型と代理店型の比較表

比較項目ネット通販型代理店型
保険料の安さ◎ 中間コストがなく割安△ 人件費・運営コスト分やや高め
手続きの手軽さ○ オンラインで完結△ 店舗や電話での対応が必要
補償内容の充実度○ 基本補償は同等レベル○ 同等だが提案力に差が出ることも
アドバイスの受けやすさ△ 簡易なFAQやコールセンター対応◎ 専門スタッフが丁寧に説明
事故対応時の安心感○ 一定水準の対応◎ 窓口で相談できるため安心感が高い

保険料の安さを最優先にするならネット型、安心感やサポート重視なら代理店型がおすすめです。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った契約方法を選びましょう。

バイク保険は必要?保険料が高くても入るべき理由

accidentの注意

バイク保険は費用がかかるため、加入を迷う方も少なくありません。

ここでは、自賠責保険との違いや、保険料が高くても任意保険に加入すべき理由について解説します。

自賠責だけではカバーできないリスク

バイク事故に備えるには、自賠責保険だけでは不十分です。

自賠責保険の内容を詳しくみていきましょう。

損害の種類補償内容支払限度額
傷害による損害治療費、休業損害、慰謝料など最大120万円
後遺障害による損害等級に応じた逸失利益・慰謝料最大4,000万円〜75万円
※後遺障害の等級により異なる
死亡による損害葬儀費、慰謝料、逸失利益最大3,000万円
死亡までの傷害補償傷害による損害と同じ最大120万円

自賠責は対人賠償のみに限定され、支払限度額も死亡時で3,000万円、後遺障害でも最高4,000万円と上限があります

さらに、相手の車や物の修理費、自分のケガやバイクの損害には一切対応していません。

このように、高額な賠償や自身の補償に備えるには、任意保険への加入が必要です。

万が一に備え、補償の幅が広い任意保険もあわせて検討しましょう。

参考:自賠責保険・共済ってどんなもの?|国土交通省 

賠償事故で高額請求を受ける可能性

重大なバイク事故では、想像以上に高額な賠償責任を負う可能性があります

そのため、対人・対物賠償を十分にカバーできる任意保険への加入は不可欠です。

自賠責保険だけでは補償範囲が限られており、経済的なリスクを避けるには不十分です。

たとえば、以下のようなケースで数億円単位の賠償が発生しています

  • 歩行者との事故で死亡させてしまった場合
  • 重度の後遺障害を残すような人身事故を起こした場合
  • 高級車に衝突して修理費が数百万円に及んだ場合
  • 踏切で事故を起こして鉄道の運行を妨げた場合

そして、実際の裁判では以下のような損害額が認定されています

  • 医師(41歳・死亡):約5億2,800万円
  • 大学生(21歳・後遺障害):約3億9,700万円
  • 中学生(14歳・後遺障害):約3億6,500万円

自賠責保険では、死亡時の補償は最大3,000万円、後遺障害でも等級によっては最大4,000万円が上限です。

そのため、それを超える損害はすべて加害者の自己負担になります。

万が一のリスクに備えるためにも、バイク保険に加入し、対人賠償の補償額を無制限に設定しておきましょう

参考:高額賠償事案判例(人身事故)|損保ジャパン 

バイク保険料が決まる5つの要素

バイクのハンドルを握る手

バイク保険の保険料は、誰がどんなバイクに乗るかによって異なります。

保険料を左右する代表的な5つの要素は、以下のとおりです。

  1. バイクの排気量と種類
  2. 記名被保険者の年齢
  3. 保険の等級
  4. 使用目的や走行距離
  5. 登録している地域(住所)

1.バイクの排気量と種類

バイク保険の保険料は、排気量によって大きく左右されます。

一般的に、排気量が大きいバイクほど保険料も高くなる傾向があります

とくに任意保険では「125cc以下」と「125cc超」で保険料の区分が異なります。

排気量が250ccを超える大型バイクは、事故時のリスクや修理費が高くなるため、保険料も上がる傾向にあります。

2.記名被保険者の年齢

バイク保険の保険料は、記名被保険者の年齢によっても変動します。

若年層は事故の発生率が高いため、保険料が割高に設定される傾向があります。

一方で、年齢条件を「21歳以上補償」などに設定することで、対象を限定し保険料を抑えることが可能です。

3.保険の等級

保険の「等級」とは、事故歴に応じて保険料を割引・割増する仕組みです。

等級は1~20等級まであり、数字が高いほど保険料は安くなります

初めての契約は6等級から始まり、無事故であれば1年ごとに等級が1つ上がります。

一方、保険を使うと3等級下がる場合があるため、安全運転を心がけましょう。

参考:バイク保険の等級とは?仕組みと割引率、引き継ぎ時の注意点を解説 

4.使用目的や走行距離

使用目的や走行距離も、バイク保険の保険料に影響します。

業務利用や通勤・通学での使用は、日常・レジャー目的に比べて事故のリスクが高いため、保険料も高めに設定されます。

また、年間走行距離が長いほど事故に遭う可能性が上がるため、保険料も高くなります。

5.登録している地域(住所)

保険料は、バイクを登録している地域によっても変わります。

都道府県ごとで、事故の発生率や保険金の支払い実績に差があるためです。

たとえば、都市部では交通量が多く事故リスクが高いため、地方に比べて保険料が高く設定される傾向があります。

登録地は契約内容に直接影響するため、引越しや転勤の際には必ず届け出が必要です。

バイク保険料の費用目安

電卓を提示している様子

バイク保険料の目安は、年齢や排気量などの条件によって大きく異なります

2023年度の平均保険料は、二輪車で約27,840円、原付で約18,822円となっています。

ただし、これは全体の平均であり、特に若年層では保険料が高くなる傾向があります

若い世代や排気量の大きなバイクは、リスクが高いため保険料も高額になります。

保険選びでは、自分の年齢やバイクの使用条件に応じた相場を確認し、適正な補償と保険料のバランスを考慮することが大切です。

参考:自動車保険の概況|損害保険料率算出機構 

バイク保険の保険料を安くする方法

バイク保険の保険料は、以下のような工夫次第で安くすることができます。

  • ネット保険に切り替える
  • 複数の保険会社を比較する
  • 補償内容を見直して不要な特約を削る
  • ゴールド免許を活用する
  • 車両保険の必要性を再確認
  • 原付ならファミリーバイク特約も活用する

それぞれの方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ネット保険に切り替える

保険料を抑える方法の一つに、ネット型保険への切り替えがあります。

代理店を通さず契約できるため、中間コストがかからず保険料が安くなる可能性があります

手続きもすべてオンラインで完結するため、時間の節約にもつながりますよ。

複数の保険会社を比較する

保険料を安く抑えたい方は、複数の保険会社を比較しましょう。

同じ条件でも保険料に差が出ることがあるため、補償内容とあわせて見比べることが重要です。

一括見積もりサイトを活用すれば、各社のプランを効率よく比較できますよ。

補償内容を見直して不要な特約を削る

保険料を見直すなら、まずは補償内容や特約を確認することが大切です。

実際に使う可能性の低い特約がついている場合、それを外すだけで保険料が下がることがあります。

自分に合った補償かどうか、もう一度見直してみましょう

必要最低限に絞ることで、無理なく保険料を抑えられます。

ゴールド免許を活用する

ゴールド免許を持っていると、バイク保険の保険料が割引される場合があります。

無事故・無違反の実績がある運転者はリスクが低いと判断されるためです。

保険会社によって割引率は異なりますが、ブルー免許と比べて保険料に差が出ることもあります。

条件に該当する場合は、ゴールド免許割引の有無を確認し、保険選びの判断材料にするとよいでしょう。

車両保険の必要性を再確認

保険料を安くしたい方は、車両保険の必要性を一度見直してみましょう。

車両保険を外すことで、保険料を大幅に抑えることができます

しかし、バイクは修理費が高くつきやすく、さらに盗難に遭いやすい乗り物でもあります。

車両保険が自分にとって本当に必要な補償かどうか、冷静に検討してみてください。

原付ならファミリーバイク特約も活用する

原付に乗る場合は、自動車保険に付けられる「ファミリーバイク特約」を検討するのがおすすめです。

125cc以下のバイクであれば、ファミリーバイク特約で対人・対物の補償を受けることができ、個別にバイク保険へ加入するより保険料を抑えられる場合があります

ただし、ロードサービスが含まれていないこともあるため、補償内容をよく確認してから判断しましょう。

参考:ファミリーバイク特約|損保ジャパン 

バイク保険おすすめの保険会社6選

最後に、バイク保険おすすめの保険会社6選を紹介します。

【ネット型】三井ダイレクト損保|低価格と信頼性を両立

三井ダイレクト損保
引用:三井ダイレクト損保

三井ダイレクトのおすすめポイント

  • 補償の選び方をしっかりサポートしてくれる「あなたのコンシェルジュ
  • 事故時には「わたしの解決サポーター」が最後まで対応
  • 24時間365日、いつでも事故受付OK

「ネット型ってちょっと不安…」という人でも、気軽に相談できるので安心です。

コスパと信頼のバランスを大切にしたい方におすすめです。

【ネット型】チューリッヒ保険|ネット割引が豊富

チューリッヒ保険
引用:チューリッヒ保険
  • 日常・レジャー使用なら保険料が特にお得
  • レッカー100km無料など手厚いロードサービス
  • 24時間365日の事故・故障対応で安心感あり

ネット割引を活用してコストを抑えたい方に、チューリッヒのバイク保険はおすすめです。

補償もサービスもバランスよく整っており、特にレジャー使用の方には魅力的な保険です。

【ネット型】アクサダイレクト|走行距離連動プランが魅力

アクサダイレクト
引用:アクサダイレクト
  • 年間走行距離に合わせて保険料を細かく設定
  • レッカー100km無料など充実のロードサービス
  • 無事故・ネット契約など割引制度が豊富

走行距離に応じて保険料が変わる「距離連動型プラン」が特徴のアクサダイレクト。

無駄を省いて、必要な補償だけを選びたい方にぴったりの保険です。

【代理店型】東京海上日動|事故対応の評価が高い

東京海上日動
引用:東京海上日動
  • 全国約43,000店の代理店によるきめ細やかな対応
  • 24時間365日、事故受付・初期対応に対応
  • 専門スタッフが事故後も一貫してサポート

事故対応力で選ぶなら東京海上日動!

手厚い補償と対応力で、万が一の備えを万全にしたい方におすすめです。

【代理店型】損保ジャパン|補償のカスタマイズ性が強み

損保ジャパン
引用:損保ジャパン

・補償内容を細かくカスタマイズできる
・24時間365日、初動対応まで対応可能
全国260拠点が事故解決をサポート

幅広い補償設計が魅力の損保ジャパンは、ライフスタイルに応じた柔軟な保険選びが可能です。

自分に合った補償を求める方におすすめの代理店型保険です。

【代理店型】三井住友海上|幅広い年齢層に対応

三井住友海上
引用:三井住友海上

・状況に応じて柔軟に補償を組み立てられる
年間225万件以上の対応実績で信頼できる
・全国3,800か所の拠点から24時間対応のロードサービス

三井住友海上は、年齢や経験に関係なく、誰でも安心して選べるバイク保険です。

補償内容は、自分に合った特約をプラスして自由にカスタマイズ可能。

事故対応の実績も豊富で、困ったときはすぐにサポートが届くのも心強いポイントです。

参考:三井住友海上

まとめ

バイク保険を選ぶ際は、補償内容やサービス、保険料の仕組みを総合的に比較することが大切です

ネット型と代理店型の違いも把握したうえで、自分に合う保険を選びましょう。

この記事を参考に、納得できる保険を見つけてくださいね。

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